企業インタビュー

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

インタビュー日時:2018/09/26

「ブロックチェーンビジネスをセキュリティ面から支える、NRIセキュアが求める技術好きな人材」

ブロックチェーンを活用したビジネスをセキュリティ面から支える情報セキュリティのプロフェッショナル集団、NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下、NRIセキュア)へのインタビューを行いました。セキュリティ領域は幅広く高度な技術理解が必須のため、技術をより深く理解しビジネスにつなげたいという方にはぴったりな領域です!

  • NRIセキュアテクノロジーズ株式会社はどんな企業ですか?

    インターネットがようやく普及し始めた1995年、NRIセキュアテクノロジーズは野村総合研究所の社内ベンチャー第1号としてスタートしました。その後、マネージドセキュリティサービスやセキュリティコンサルティングサービス、セキュリティ診断サービスの提供などを経て、2000年にNRIセキュアテクノロジーズ株式会社を設立しました。

    私たちがビジネスを開始した当初、社会におけるセキュリティへの関心は決して高いとは言えませんでした。しかし、社会的なインフラとしてインターネットが普及し、ビジネスや生活との関わりが深くなるにつれ、サイバー攻撃や犯罪の規模は拡大し、悪質性も高まっていきました。

    これらの脅威を排除するため、私たちはさまざまなセキュリティサービスを開発し、多くのお客さまに届けています。また、高度なセキュリティ技術を持つ企業と積極的に資本・業務提携を行い、高度化するサイバー攻撃に対抗するために陣容を拡大してきたほか、2009年に北米支店(現在は北米支社)を設立するなど、グローバルでお客さまをサポートする体制を整えることにも注力しています。

    ただ、企業を狙ったサイバー攻撃は拡大し続けており、ITおよびインターネットの利用領域の拡大に伴ってリスクも高まり続けているのが現状です。

    たとえば、さまざまなモノをインターネットにつなぐIoT(Internet of Things)はビジネスに大きな価値をもたらすと期待されていますが、ネットワークに繋がれているIoTデバイスを狙ったサイバー攻撃にも配慮しなければなりません。また、企業間の新たな情報共有のインフラとして期待されているブロックチェーンにおいても、サイバー攻撃によって甚大な被害が生じる可能性があることが指摘されています。

    このようなリスクからお客さまのビジネスを守るため、NRIセキュアテクノロジーズではコンサルティング、診断、監視、人材育成・研修、そしてセキュリティソリューションなどのサービスを提供することで情報セキュリティにかかわるさまざまな課題の解決を支援しています。

    さらに、これらのサービスの提供を通じて培ってきたノウハウを活かし、幅広い領域のセキュリティ問題を解決するための取り組みも積極的に進めています。具体的には、昨今注目されているIoT・制御系システムや人工知能および機械学習、FinTech/ブロックチェーン、マルチクラウドセキュリティなどといった分野が挙げられます。

    豊かな未来づくりのために挑戦を続けるお客さまとともに、誰もが安全に、安心して、ITの魅力を自由に楽しめる社会を作ること、この使命を果たすために、NRIセキュアテクノロジーズは磨き続けた技術と豊富な知見で、世界水準のサービスとプロダクトを提供していきます。

  • NRIセキュアテクノロジーズ株式会社で学べることや働きがいとは?

    ◆仕事の働きがいについて
    「またあなたにお願いしたい」と言われるなどお客様の信頼を得たときや、自分のアイデアが製品として世に出た時、大きなプロジェクトを成功させた達成感、難しい問題や新しい攻撃手法に挑むときの知的興奮、そして自身の成長実感など、仕事のやりがいは人によってさまざまです。執筆や講演などで名前が売れているコンサルタントもいます。時にはハードで責任が重い仕事ですが、情報セキュリティのスペシャリストとして最先端で活躍でき、誇りを持ち、ご自身の成長も実感できる環境です。

    ◆人材育成について
    NRIセキュアは、最先端の技術と高い見識をもって、新しいことに挑戦し続けるプロフェッショナル集団を標榜しています。

    こうした人材を育成するため、当社では(1) OJT、(2)研修(Off-JT)、(3)自己研鑽の3つを有機的に結合させ好循環させながら、人材育成に関するさまざまな取り組みを行っています。

    ●国内外の先進的な研修プログラムの導入

    NRIセキュアでは、野村総合研究所グループ共通の人材開発プログラムに加え、語学研修やビジネス研修、情報セキュリティ教育機関の最高峰と言われる「米国SANS Institute」のトレーニングなど、国内外の先進的なプログラムを積極的に取り入れています。


    ●資格取得推進

    自身のスキルの客観的な指標として、各種資格の取得を奨励しています。特に国内外の情報セキュリティ関連資格の取得に力を入れており、資格取得にあたっての費用補助もあります。また、情報セキュリティ技術やプロジェクトマネジメント、語学などのカテゴリー別に推奨資格を選定し、複数のカテゴリーで推奨資格を取得した社員を「NRIセキュア認定セキュリティエキスパート(NCSE: NRI SecureTechnologies Certified Security Expert)」として表彰しています。

    〇高度情報処理技術者
    〇CISA(公認情報システム監査人)
    〇CISM(公認情報セキュリティマネージャー)
    〇CISSP(情報システム・セキュリティ・プロフェッショナル認定資格)
    〇GIAC(Global Information Assurance Certification)

  • NRIセキュアテクノロジーズ株式会社の今後のビジョンは?

    情報セキュリティ業界のリーディングカンパニーとして、セキュリティ分野で新しい領域を切り拓き、「情報セキュリティによる安全で安心な環境づくり」に貢献していきます。

    <新領域開拓の例>
    ◆IoT
    自動車、家電、工場など、あらゆる「モノ」がネットワークに繋がるIoT時代の進展とともに、それらをターゲットとした サイバー攻撃もまた、現実的な脅威として浮かび上がってきています。時には人の生命に関わるIoTデバイスへのサイバー攻撃から社会を守るため、当社はテクノロジーとマネジメントの両面から、IoT時代をより安全にするための取り組みを拡大させています。

    ◆DevSecOps
    ITを用いて既存のビジネスプロセスを高度化し、更には新たなビジネスモデルを創造するDigital Transformation(DX)の進展により、開発(Development) と運用(Operations)を密接に連携させ、迅速かつ頻繁にソフトウェアを開発する手法「DevOps」に、セキュリティを融合させた「DevSecOps」の重要性が高まっています。当社は、顧客のビジネスを加速するため、アプリケーションと基盤のセキュリティを確保するコンサルティングおよびソリューションを提供していきます。

  • 今までのご経験を教えて下さい


    (サイバーセキュリティサービス二部 セキュリティエンジニア:田篭照博さん)

    学生時代は情報系の研究室に所属し、AIやセマンティック・ウェブなどの研究を行いました。2008年に新卒で株式会社野村総合研究所(以下、NRI)に入社し、証券業界向けにデリバティブや外貨、外国証券関連のミドル・バックオフィス向けアプリケーション開発などを経験しました。

    高い可用性・信頼性を要求されるミッションクリティカルなシステムだったので、高度な技術力が求められた結果、プログラミングをはじめデータベース、サーバーなど幅広い技術を深く学ぶことができました。

    そして2015年、NRIセキュアに異動しました。
  • 入社の決め手になったことはなんですか?

    NRIセキュアに異動したきっかけをお話します。

    NRIでシステム開発をしていた当時から、脆弱性を突いた事件も多く、これからの時代、開発者はセキュリティに対する高いリテラシーが必要だと感じていました。ただ振り返ると、NRIセキュアによるハッキング研修がエンジニアとして純粋に面白かった、というのが一番のきっかけのように思います。


    また、セキュリティを突き詰めるということは、深いレベルで技術を理解するということでもあるので、技術が好きな自分としては、しっかりと取り組むべきだと感じていました。そこでNRIセキュアへ異動希望を出し、セキュリティエンジニアへの転身を決めました。

  • 入社後、どのようなことを行なわれていますか?

    NRIセキュアに異動した後は、Webアプリケーション、サーバー、スマートフォンのアプリケーションなどさまざまなセキュリティ診断の業務に従事しつつ、ブロックチェーンをはじめとした最新技術の情報もしっかりウォッチするようにしていました。

    その中で印象的だったのが、2016年に起こったTheDAO事件です。これはブロックチェーン(本事件ではイーサリアム)上に公開されているスマートコントラクトのバグを突かれ、大規模な資金流出を起こしてしまった事件です。スマートコントラクトは誰もが閲覧できる状態になっているため、悪意ある攻撃者からすれば格好の的です。これからはスマートコントラクト・ブロックチェーンへの攻撃は増えるだろうと感じた出来事でした。

    ある時、お客様からイーサリアムを使ったPoCに関する相談を受け、セキュリティ対策もあわせて提案し、採用されました。ここでの経験を活かして、2017年にはブロックチェーン診断という、日本初のスマートコントラクトの診断サービスを開発。2018年には、仮想通貨などの不正送金対策観点でアプリケーションアーキテクチャを評価するサービスも追加しました。今もブロックチェーン診断の業務の傍ら、ブロックチェーン×セキュリティをテーマにしたR&Dやサービス開発を行っています。

    また、ビットコイン、イーサリアム、不正送金対策観点、スマートコントラクトのセキュリティといった観点で、書籍を2冊(「堅牢なスマートコントラクト開発のためのブロックチェーン[技術]入門」、「堅牢なシステム開発/運用を実現するためのビットコイン[技術]入門」)執筆しています。

  • どんな人と一緒に働きたいですか?

    ブロックチェーンはインターネットに次ぐ大発明と注目を集めています。しかしその一方で、仮想通貨取引所に代表されるブロックチェーンを利用したサービスのハッキング事例が後を絶ちません。我々の使命は、ブロックチェーンという素晴らしい技術を世に広げ世の中を変えるため、ブロックチェーンを活用したビジネスをセキュリティ面から支えることです。

    そのためには、激しい状況の変化に対応できる高度な技術力があることはもちろん、その変化に対して挑戦し続けることができる人、そして、そもそも技術が好きな人と一緒に働きたいと思います。

  • 求職者へのメッセージをお願いします

    この仕事は、ブロックチェーン、セキュリティ、開発と幅広い機会が期待される非常に楽しい分野です。新しいことに不安よりワクワク、三度の飯より技術が好きという方、ぜひ、一緒にブロックチェーンセキュリティを開拓していきましょう!

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企業情報

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

3つの主要事業を軸に、お客様の情報セキュリティの課題解決を支援

◆コンサルティング事業:経営と技術の両面から、顧客の課題解決を支援するコンサルティングサービスを提供
◆サイバーセキュリティサービス事業:攻めと守りの技術で顧客のセキュリティを守るサービスを提供
◆ソリューション事業:情報セキュリティに関する自社開発製品・サービスの提供 

他、高度情報セキュリティ人材育成サービス など

企業情報
代表者名 代表取締役社長 小田島 潤
担当者名 キャリア採用担当
担当者役職 株式会社野村総合研究所 人事部採用課
会社設立日 2000年8月1日
従業員数 440人
平均年齢 未登録
電話番号 03-6706-0500
FAX番号
ホームページ https://www.nri-secure.co.jp
営業内容
取り扱い内容
【業界】ソフトウェア・通信/【業界】コンサルティング・調査
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