企業インタビュー

株式会社LIFULL

インタビュー日時:2018/12/14

「LIFULL|ブロックチェーン×不動産の可能性を信じてやりきること、やりきれる人が重要」

不動産はブロックチェーンの活用方法として、注目されている領域の一つ。LIFULLは、2017年よりブロックチェーンを活用した不動産情報共有・利用実証実験を実施し、2018年には全保連、ゼンリン、ネットプロテクションズ、NTTデータ経営研究所、NTTデータ先端技術などとともに不動産情報コンソーシアムを立ち上げています。国内におけるブロックチェーン×不動産の立役者の一人であるLIFULL HOME’S事業本部 事業統括部 事業支援ユニット ブロックチェーン推進グループの松坂維大さんにお話をうかがいました。

  • 株式会社LIFULLはどんな企業ですか?

    当社は、2017年4月に社名を「ネクスト」から「LIFULL」に変更し、新しいスタートを切りました。LIFULLには、世界中のあらゆる「LIFE」を、安心と喜びで「FULL」にしたいという想いが込められており、私たちが目指すべき究極の目的、ビジョンとなっています。

    そのためにまず、私たちは「世界一のライフデータベース & ソリューション・カンパニー」となることを目指しており、中核事業の一つである不動産に加えて、収納、金融、引越し、介護、中古車、求人と様々な生活や人生に関わるサービスを展開しています。

  • 株式会社LIFULLで学べることや働きがいとは?

    私たちは暮らしの「不」を解消する手段として、インターネットやITを活用しているテクノロジーカンパニーです。「事業を通じて世の中を変えていく」くらいの熱量のあるメンバーが多いので、そういったメンバーから刺激を受けたり、逆に与えたりしながら、世の中や自分たちが変わっていくことを体験できるのは、やりがいに繋がっていると思います。

    また、会社のビジョンを達成するために、ブロックチェーン、AI、IoT、VRといった幅広いテクノロジーについても、調査・研究を行っており、最先端のテクノロジーに触れ、どのように活用できるかを、自分たちでトライできたりすることは学びや働きがいにも繋がっています。

  • 株式会社LIFULLの今後のビジョンは?

    「あらゆるLIFEを、FULLに。」というビジョンの達成を目指して、積極的にサービス展開を実施していきます。グループ全体としては“100社100カ国展開”をすべてLIFULLブランドで束ねるというマスターブランド戦略を軸にしていきます。

    不動産領域で言えば、国内だけではなく、グローバルでの認知度を高め、世界中の不動産会社のネットワークを構築し、どこからでも世界中の物件情報にアクセスできるようなグローバルプラットフォームを目指しています。

    また、現在は情報提供、メディアとしての役割がメインとなっていますが、不動産取引の領域にも踏み込みたいと思っています。例えばトークンベースでやり取りできるようにするなどもアイディアの一つです。

  • 今までのご経験を教えて下さい


    (LIFULL HOME’S事業本部 事業統括部 事業支援ユニット ブロックチェーン推進グループの松坂 維大さん)

    キャリアのスタートは半導体系の会社だったのですが、入社して8ヶ月ほどで倒産してしまい、99年にネクスト(現LIFULL)に入社しました。当時は複雑な気持ちもありましたが、一つの会社で階段を上っていくという一般的なサラリーマンへの印象や考え方をリセットできたので、振り返ると良い経験だったように思えます。

    入社後は広告営業を4、5年経験し、その後は、営業企画部門、クライアントサポート部門などでの活動を経て、2010年ごろからはマネジメント業務にシフトし、2015年にはLIFULL FinTechという保険領域の子会社で代表も経験しました。そして現在はLIFULL本体の方で、ブロックチェーン関係のプロジェクトに関わっています。
  • 入社の決め手になったことはなんですか?

    ブロックチェーン関係のプロジェクトに関わっているきっかけ・背景についてお話します。

    もともと2012年頃に仮想通貨を知り、調べる中でブロックチェーンについても興味を持っていきました。特に、非中央集権といった考え方、分散型のサービスを作りやすくなる仕組みに魅力や可能性を感じたのを憶えています。

    会社として新しいことに投資するフェーズにあったことと、ブロックチェーン領域に対して世の中的に注目が集まったというタイミングが合わさり、2017年1月頃から今のプロジェクトでの活動を積極化させました。

  • 入社後、どのようなことを行なわれていますか?

    前例がある訳でも、お手本になるプロジェクトが多い訳でもない中で、不動産領域でどのように活用できるのかを、手探りで進めています。実施してみなければ分からない部分もあるということで、PoC に着手したり、ディスカッションできる場を提供したりしてきました。

    取り組みを進める中で常に考えていたのが「分散化、非中央集権的な仕組みに特徴のあるブロックチェーンを一企業がどのように活用するのか?」という問いでした。業界内でも同様の課題感を持っていた企業も多く、であれば一緒にやりましょうということで、「ADRE-不動産情報コンソーシアム-Aggregate Data Ledger for Real Estate」というコンソーシアムを立ち上げました。

    不動産業界ではそれぞれの利害関係から、各社が独自で情報を囲い込む仕組みが続いており、利用者からすると不便に感じる部分もあったと思います。利害関係が対立するような場合に、ブロックチェーンを活用することで、大きく利用者の利便性を高められるのではないかと考えており、今後はコンソーシアムで十分に議論し、実装していきたいと思っています。

  • どんな人と一緒に働きたいですか?

    私の取り組んでいるブロックチェーン領域で言えば、まだまだ成功事例が少ない分野での活動となるので、目先のことよりも、中長期的な視点で将来を信じられる人と一緒に話をしていきたいと思います。

    インターネット黎明期にも、インターネットを信じられる人と信じられない人が混在していました。確かに黎明期やそれ以前では、周囲から理解されないことも多いですし、成功事例を作り出すまでは険しい道程です。しかし、信じて進んできたからこそ、今のLIFULLがあります。

    ブロックチェーン領域(もちろんそれ以外の領域でも)も同様にこのテクノロジーを信じて、進み続けられるかが重要だなと思っています。

  • 求職者へのメッセージをお願いします

    ブロックチェーン領域においては、雇用形式に拘るものではないので、「ブロックチェーン×不動産」に関心のある方、一緒に取り組みたいという方はお声がけください!

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企業情報

株式会社LIFULL

【不動産ポータル事業】
LIFULL HOME’Sは、皆様が最上の住まいに出逢えるよう、
最大の不動産・住宅情報と、最良の情報品質、
最適な手法によって住まい探しをお手伝いする、
不動産・住宅情報の総合サービスです。

【ブロックチェーンへの取り組み】
ブロックチェーン技術を用いて不動産情報の一元化を目指す
「ADRE 不動産情報コンソーシアム」への参画や
不動産権利のトークン化についての研究開発を行っております。

企業情報
代表者名 代表取締役社長 井上高志
担当者名 松坂維大
担当者役職 ブロックチェーン推進グループ
会社設立日 1997/3/12
従業員数 1245人
平均年齢 34歳
電話番号 03-6774-1600
FAX番号 -
ホームページ https://lifull.com/
営業内容
取り扱い内容
未設定
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